外航部門(OVERSEAS)

外航営業部(Overseas Business Dept.)

社会や経済の活動は、国境を越え、ボーダレス化を加速しています。
企業においても、原材料の調達から生産、物流、販売まで、これまでのグローバルな視点だけでなく、脱炭素に向けた「持続可能な社会の実現」を抜きには考えられません。こうした海を超えたより効率的な企業活動を担い、アジアと日本の海上輸送の架け橋となっているのが、外航営業部です。昨今では、社会の脱炭素に向けた活動への貢献を目指し、バイオマス燃料輸送だけでなく再生可能エネルギー事業(バイオマス発電所)へも参画し、発展に寄与することを目指しています。

アジア・日本相互の経済発展と豊かさをつなぐ架け橋に。

外航営業部では、主に日本・東南アジア・北米における「鋼材」「車両製品」「バイオマス燃料」「石炭」「原木・木材製品」「工業原料」等を輸送しています。
10,000~13,500DWTボックスシェイプ型ツインデッカーを運航し、日本から東南アジア向けの鋼材や鉄道車両輸送などを軸に複荷としてマレーシアやインドネシア、ベトナムなどから日本発電所向けに木質ペレットやパーム椰子殻(Palm Kernel Shell)などのバイオマス燃料、住宅用の合板や工業原料などを輸入しています。
また、19,000~28,000DWT型のバルクキャリアでは、ベトナムや北米などから日本発電所向けにバイオマス燃料、インドネシアや中国から石炭を輸送しています。日本からの輸出では、台湾など東南アジア向けにスラグ・石灰石などの工業原料も輸送しています。
2024年末からは船型の大型化に対応する為、遠洋航路対応の42,000DWT型のバルクキャリアの運航を開始し、また、ツインデッカーでは17,500DWTボックスシェイプ型ツインデッカーの運航がスタートします。日本からの工業製品の輸出に対応するだけでなく、今後飛躍的に需要の拡大が見込まれるバイオマス燃料輸送にも対応した環境にも優しい最新鋭船を整備し、時代のニーズに応えて参ります。

バイオマスワーキンググループ~青い海から明日へつなぐ~

2010年より近海船によるマレーシア・インドネシアからのパーム椰子殻の輸送をスタートし、需要の拡大と多様化する輸送方法に応える為、2016年10月に専門機関を設置いたしました。これまで主流であった近海船の起用だけでなくスモールハンディなどの大型船も用いて、お客様のニーズに合わせた船舶のご提供をしています。
また、今後更に大型船型となるハンディ(42,000DWT型)の整備を進め、東南アジアだけでなく、北米・豪州なども含めたトレーディングエリアの拡大に対応して参ります。

主要航路

問い合せ先 外航営業部 (050)3821-1357

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