オフショア支援船事業(OFFSHORE SUPPORT VESSEL SERVICE)

ニッポンの海洋開発事業をオフショア支援船で強力にサポート

海洋国家”ニッポン“の未来を拓く

ニッポンの国土面積約38万㎢は世界61位ですが資源開発権の及ぶ領海+排他的経済水域(EEZ)の海洋面積は実に約447万Km2にもおよび世界6位となり海底には豊富な鉱物資源・エネルギー資源の存在が近年確認されるに至っています。しかし残念ながらニッポンの海洋開発事業は小規模開発の状況が続き極東アジア域内に於いて近隣諸国に遅れを取った歴然とした事実があります。これら海洋事業の遅れを取り戻し、国産海洋エネルギーを早期に獲得し海洋産業の発展を図るために国策として海洋基本計画が見直されています。混迷を続ける世界状況の中でのニッポンのエネルギー確保の問題、地球環境対策等に加え海洋開発事業は宇宙開発産業とともに新たな産業創出の場として大いに期待されています。このような背景の中、川崎近海汽船の新たな挑戦として今後、益々需要が高まると予想される海洋鉱物資源開発・石油/天然ガス試掘、海底物理探査・海底掘削設備設置、洋上再生可能エネルギー設備設置/保全、離島支援及び海底地震層調査等のニッポン独自のオフショア事業をより確実にする為、今まで我が国には存在しなかった最高性能を誇るオフショア支援船の運航会社として「オフショア・ジャパン」を設立致しました。

動き出した海底資源開発・再生可能エネルギー

極東に位置するニッポンの悲願は自国エネルギーを確立する事です。石油、石炭、天然ガス等ニッポンのエネルギーの多くを輸入で賄い変動する世界情勢/経済に左右されている現況と長距離に渉るエネルギー輸入の為の海上輸送経路確保等安全保障の問題も含めニッポンのエネルギー政策を見直す必要が近年急務となっています。又、東北での大震災/津波被害発生以降のニッポンは地震・津波・巨大化する低気圧・台風等あらゆる自然災害に対する備え及び地球温暖化の行方も予想したエネルギー政策を決定しなくてはなりません。海洋基本計画では海洋エネルギー・海底鉱物資源開発計画が策定され海底熱水鉱床・メタンハイドレード等の資源量調査/採掘技術開発/環境影響調査/関連法規の制定・整備/事業化に向けた取組等が具体的に動き出しました。又、大型洋上風力発電事業は環境問題を最優先する欧州の発電システムとして主流になりつつあります。洋上風車は環境に優しい再生可能エネルギーで、クリーンエネルギーとしてのポテンシャリテイーは限りないものがあります。沖合に設置する浮体式洋上風力設備及び沿岸部の着床式洋上風車設備の設置には当社の運航する「あかつき」が事前探査・アンカー敷設、チェーン展張・曳航等の作業に於いて、その性能を最大限発揮してまいります。

オフショア船の運航技術の向上・確立でニッポンの海洋事業発展の為に

ニッポンのオフショア船運航に関しては商船運航(海運)とは異なり海洋産業とともに世界に遅れを取った現実がありますが、ニッポンには海洋国としてニッポン独自の海洋産業の歩みがあります。当社はニッポン独自の歩みの更なる先を目指し、高性能オフショア船の運航で新たな海洋事業をニッポン人の手で開拓して行きます。海底資源・鉱物に関する探査/調査に加え南海トラフ海底地震メカニズム調査、石油/天然ガスの基礎試錐事業、CCS(CO2地中貯留)の3次元弾性波海底探査、洋上海洋構造物の設置/曳航、、気象観測ブイの設置支援、大型救難船へのサルベージ活動等あらゆる場面での支援船行為の質の向上を図ってまいります。

オフショア船運航のプロフェッショナル集団として

最新鋭AHTSV

オフショア支援船運航のプロフェッショナルとして船舶乗組員のサバイバルトレーニングの受講、船位保持システム(Dynamic positioning system)に関する海外でのオペレーター研修等に加え社内での安全・衛生・環境方針(HSE:Health,Safety & Environment Policy Statement)を整えております。これらはオフショア船運航のプロ集団として活動するには不可欠なものであり川崎近海汽船及び船舶管理会社オフショア・オペレーションのISMコード(国際安全管理規則)、安全マネージメント、安全管理規定と連携しオフショア活動での安全作業体制を確保しています。将来のニッポンの領海・排他的経済水域でのオフショア事業の発展/規模拡大を見据え投入が予想されるAHTSV(Anchor Handling tug supply vessel),PSV(Platform supply Vessel)を始め多様なオフショア船、浮体式洋上生産設備、シャトルタンカー等の運航業務に対応出来る体制を構築してまいります。又、国内及び東南アジア海域でのオフショア船作業実務経験豊富な当社テクナカルアドバイザーと御客様との検討/研究によりチェーン展張法、海低アンカーリング法の新技法の確立を始め御客様の御要望にお応えしながら作業コストを抑えるかを思考し見積り対応させていただいています。

ニッポン最強・最新鋭AHTSV(Anchor Handling Tug Supply Vessel)の誕生

ニッポン最強の曳航力(Bollard Pull能力)に加え最新鋭機器を備えた高性能AHTSVが2016年3月にジャパンマリンユナイテッド(JMU)横浜事業所鶴見工場で“あかつき”と命名され竣工致しました。AHTSVとは、海洋設備の海底チェーン固縛に必要なアンカーハンドリング機能、強力な曳航力を得るための大出力のエンジン、掘削作業に必要な各種Drilling貨物を貯蔵しSupplyする機能及び各種機材の運搬機能を備えたオフショア作業に不可欠な機能を備えたオフショア支援船の事です。我が国に今まで存在するオフショア支援船の性能を遥かに凌ぐ性能を誇る“あかつき”は、荒天時でも安定度/操作性が高く海洋汚染防止条約の燃料油タンク保護規則に適応し快適な船内居住空間にも配慮した船体、360度良好な視界を確保した船橋デザインに加え緊急回避経路を備えた船位保持システムDPS2(Dynamic positioning system 2),コンパクトで強力な12,240馬力のエンジン、消化放水装置FIFI1,潮流データー送信システム、曳航時の安全を図る自動トリム計算システム、機材運搬作業の率的化を実現した広大な木工暴露甲板等を備えています。又、サルベージ活動時でも長距離曳航を可能にする大容量燃料油タンクを備えた事等によりニッポン独自のオフショア活動に必要な支援船に仕上がつています。加えてニッポンの海洋産業のフラッグシップとしての考えから日本製のオフショア舶用機器を多数採用しながらワールドワイド航海対応の船体/設備設計を施し日本国籍船では初のABS船級を取得しています。これら造船所と研究追求した設計思想は国内海洋各方面の皆さまから応援を得るに至り、今後の活躍が大いに期待されています。

お問い合わせ先

株式会社オフショア・ジャパン
〒100-0013 東京都千代田区霞が関3-2-1 霞が関コモンゲート西館25階
本社営業部:Tel 050-3821-1340、1341

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