当社と商船三井フェリー株式会社は、この度、東京/苫小牧間の定期航路を本年3月末で休止し、共同運航を解消することといたしました。
本航路は1975年北海道/首都圏間の大動脈として、苫小牧/東京間に「貨物フェリー」として営業を開始、1999年からは、現在の高速船での運航を行い、今日まで30有余年に亘り、北海道と本州を結ぶ幹線航路として、その役割を担ってまいりました。しかしながら、当該航路運営は昨今の原油価格高騰の影響により現行のまま本航路を継続することはきわめて困難な状況となり、現在まで合理化対策等の諸施策を行い、航路の維持、ご利用の皆様への安定的サービスの提供を目指し航路運営に努めてまいりましたが、両社による合理化努力では限界があり、誠に遺憾ではありますが、2007年3月をもって、本航路を休止することを決定いたしました。
東京/苫小牧間定期航路休止の概要
東京/苫小牧間定期航路 両社1隻ずつ配船によるデイリー運航の休止、
運賃プール方式を採用した共同運航の解消