近海部門の比率伸ばす―市場回復にらみ船隊整備
吉田啓一社長は10日、就任後初の記者会見を行い、将来的な経営目標を述べた中で「内航(フェリー含む)60%、近海40%である今の売上比率を、近海部門を伸ばし2〜3年後には各50%ずつにし、全体の売上高も現在の240億円から300億円程度の規模に引き上げたい」との考えを示した。
吉田社長は、「近海、内航、フェリーを三本柱とする体制を大きく変えるつもりはなく、現在のこの路線を踏襲し完成させることを第一と考えている」とし、まず新社長としての抱負を述べた。
1999年8月11日付 日刊海事通信から抜粋 |